HD-SDIカメラというものをご存じでしょうか？
HD-SDIカメラは防犯カメラの中でも高画質に特化したカメラです。

2011年からテレビ放送が地上波デジタル・ハイビジョン放送となった事は記憶に新しいかと思いますが、テレビ放送も画質が美しくなりましたよね。
その影響もあってか、防犯カメラ市場でも高画質なスペックを求める声が多く挙がり、デジタル放送の技術を防犯カメラに応用したのがHD-SDIカメラです。2012年春の防犯機器の展示会では各メーカーがこぞってHD-SDIカメラの発売を発表して話題となりました。

HD-SDIカメラの高画質の秘訣は、圧倒的な画素数の多さです。HDでは1280（H）×720（V）の約92万画素、フルHDでは1920（H）×1080（V）、すなわち約207万画素という高画質となります。画素数の多さにより精細な画像を録画する事も可能になり、防犯カメラとしての用途も広がっていきます。また、アスペクト比はアナログカメラでは4：3であったものが、HD-SDIカメラでは16：9のワイド画面となっており、臨場感のある映像を得ることができます。

また、同様に高画素を謳っているIPカメラと比較してみると、IPカメラとは違い、映像信号の伝送時に圧縮をしていない為、同程度の画素数のIPカメラとHD-SDIカメラの映像を比較すると、格段にHD-SDIカメラの方が美しい映像となり、デジタル映像特有の映像の遅延によるコマ送りのような映像にはなりません。

より高画質な防犯カメラの導入をお考えの際は、是非PSDにご相談下さいませ。